時代はキャッシュレス!

わかっちゃいるけどやっぱり現金の方が安心。不正利用されたらどうしよう。使い過ぎが怖い。などなど私の周りにもこのような理由で、なかなかキャッシュレスへの移行に踏み切れない方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、大手を始めとする金融機関は、軒並み店舗数を減らす計画を明らかにし、4月からはコンビニATMの手数料も、従来の110円から220円、時間帯によっては3倍の330円へと改定されました。これまでは何とか我慢してきたかもしれませんが、これはもう十分怒りの声を上げていいレベルです。0.001%や0.002%というこの超低金利時代に、1回ATMを利用しただけで220円~330円の手数料をぶん捕られるなんてもう許せません。

この記事を読まれている方々も意見は私と同じだと思います。「まぁ仕方ない」なんて思われている方は恐らく限りなくゼロに近いことでしょう。紙の通帳も有料になりました。

しかし我々はどうすることもできません。嫌なら銀行を利用しない、現金でタンス預金に変えるという手もありますが、それはとても危険なことです。なぜなら...これについては後程簡単に触れさせていただきます。

とにかくこうした流れは、もう我々に対して、「現金は使うな!」「キャッシュレス決済を利用しろ!」と言っているようなものです。

皆さんの中には、「キャッシュレスにした方が良いのは分かっているのだけれど、何をどうしたらいいのか分からない」という方がたくさんいらっしゃると思います。キャッシュレスとは簡単に言うと「お金を支払う時に現金以外の方法を使う」ということになります。

この記事ではそのシステムの詳細などには触れませんが、実際に現在私が利用している複数のキャッシュレス決済方法の中から特におすすめのものをご紹介します。

得することはあっても損することは絶対にありませんので、どうぞ最後まで読んでいただければと思います。日々の生活が少し楽しくなること請け合いです!

2024年、新紙幣発行!

2024年に紙幣が新しくなることは皆さんご存じのことだと思います。下記の通りですよね。

先程「しかし我々はどうすることもできません。嫌なら銀行を利用しない、現金でタンス預金に変えるという手もありますが、それはとても危険なことです。なぜなら...これについては後程簡単に触れさせていただきます。」と書かせていただきましたが、それには次の理由があります。あくまでも一つの可能性に過ぎませんので参考程度に読んでみてください。

現在日本国内のタンス預金の総額は50兆円にものぼると言われています。銀行は我々の預金を運用して利益を得るわけですので、潤沢な運用資金が必要です。もし2024年の新紙幣発行の際に旧紙幣が使えなくなってしまったらどうなるでしょうか?皆一斉にタンス預金を銀行に預け入れなくてはならなくなります。タンス預金の紙幣が紙切れになっては、それこそたまったものではありません。

結果としてタンス預金(=国民の隠し財産)はあぶり出されることとなります。過去には新円を発行する際に「旧円は〇月〇日までしか使えない」と期限を設けたことがあったそうです。

いかがでしょうか?銀行の店舗は減少する、ATM手数料は高くなる、紙の通帳も有料。やはり我々は否が応でもキャッシュレスに移行せざるを得ない状況に追い込まれていると言っても過言ではありません。

しかし!キャッシュレス化は何も悪いことではありません。支払いが簡素化されストレスがなくなるなどということ以外にも、メリットがあります。しかもこのメリットは絶対利用した方が良いもので、得しかしません!

そう、それは...

普段使いで大変得するクレジットカード:三井住友カードNL!

前置きが大変長くなってしまい申し訳ありません。そう、今回はタイトルにもありますように、私の普段使いの一押しカードである「三井住友カードNL」をご紹介させていただく記事になります。世の中の流れによりキャッシュレス決済移行を余儀なくされようとしている現在、どうせ数あるキャッシュレス決済手段の中から、一つを選ばなければならないのなら、より得するキャッシュレス決済方法を選択するべきでしょう。それでは私が一押しの「三井住友カードNL」をご紹介します!

三井住友カードNLの概要

 

三井住友カードNL
最大の特長 カード番号・有効期限などのカード情報が券面に記載されていない。これによりカード番号等を盗み見られることがないので安心安全。不正利用を防止。
お申し込み対象 満18歳以上の方(高校生は除く)※未成年の方は親権者の同意が必要
年会費 永年無料
追加カード・電子マネー
旅行傷害保険
(海外旅行のみ:利用付帯)
傷害死亡・後遺障害:最高2,000万円
傷害治療費用(1事故の限度額):50万円
疾病治療費用(1疾病の限度額):50万円
賠償責任(1事故の限度額):2,000万円
携行品損害[自己負担:1事故3,000円](1旅行中かつ1年間の限度額):15万円
救援者費用(1年間の限度額):100万円
ショッピング補償 なし
ポイントサービス Vポイント
カードの利用金額に応じて、景品やマイルやギフトカード、他社ポイントに移行できるポイント
【通常】利用代金200円(税込)につき1ポイント
【コンビニ3・マクドナルド等】ポイント最大7%還元

ポイントUPモール
Vポイントの優待サイト
サイトを経由してネットショッピングをすると、ポイントが2~20倍貯まる
ココイコ!
事前エントリーして街でカードを利用すると、ポイントやキャッシュバックの特典がもらえるお得なサービス
利用可能枠 総利用枠:~100万円
カード利用枠(カードショッピング):~100万円
リボ払い・分割払い利用枠:0~100万円
キャッシング利用枠:0~50万円
お支払方法 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い
お支払日 15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い ※選択可
国際ブランド Visa/Mastercard

2種類のカードデザイン、VisaかMastercardが選べる!

まず初めに券面デザインですが、グリーンとシルバーの2種類から選べます。VisaもMastercardもどちらも国際ブランドであり日本国内どこに行っても同じように使えます。Visaの世界シェアは約65%(2018年時点)、Mastercardは約33%(2018年時点)となっており、日本国内においても同じようなシェア率になっています。

私は既にグリーンの三井住友カードVISAを所有しておりましたので、三井住友カードNLはシルバーのMastercardブランドを発行しました。とくにこだわりが無ければ、現在お持ちのカードの国際ブランドがVisaであればMastercardを、MastercardであればVisaを選ばれるのもいいと思います。

クレジットカードには様々な種類があり、それぞれ特徴があります。これからの時代は使用用途によってクレジットカードをうまく使い分ける時代です。今回ご紹介する三井住友カードNLはあくまでコンビニ3社とマクドナルド利用時に最大の恩恵を受けられるカードです。基本の還元率は0.5%ですのでその他の買い物に利用することはあまりお勧めしません。還元率の高いカードは他にもたくさん存在します。

というわけで、VisaかMastercardかは好きな方をお選びください!

NLとはナンバーレスのこと

このカードにはカード番号や有効期限、セキュリティー番号といった情報が印字されていません。これによりこれらの情報を盗み取られることはありません。タッチ決済ですので店員にカードを渡す必要もなく、スキミング(カード情報を抜き取られる)されることもありません。とても安心安全です。では必要な場合、どうやってそれらの情報を確認すればいいのか?

カード情報等は「Vpass」で一括管理

Vpassとは三井住友カード会員向けサービスのことで、カード情報の照会や各種申し込みの受付などが無料で利用できるサービスになります。パソコンだけでなくiPhone版やAndroid版もありますので、いつでもどこでも利用が可能です。

カード券面には一切印字されていないカード番号や有効期限、セキュリティー番号の情報もこのサイトやアプリから簡単に参照することができます。カードを紛失した際の一時的な利用停止の手続きもアプリからすぐに行えますのでとても安心です。

このVpassアプリは非常に良くできており、グッドデザイン賞も受賞しておりとても使いやすいです。【公式サイトはこちら】

年会費はなんと永年無料!

これは何気に凄いことで、年会費永年無料は、実は三井住友系のカードではこの「三井住友カードNL」が初めてのカードです。個人的にはもう作らない理由がありません!

追加カードは必要なし

上記の表を見ていただくと分かる通り、IDやWAONカード等を追加で発行できますが、前述したとおりこの三井住友カードNLはほぼコンビニ+マクドナルド等特化型カードになります。それ以外の用途(一部を除いて)で利用しても、基本の還元率が0.5%と高くないので、その他の還元率の高いカード(1%以上のカード)を使われた方が良いと思います。

旅行傷害保険(海外旅行のみ:利用付帯)

旅行傷害保険については特筆すべき点はありません。持っているだけで保険が適用になる自動付帯ではありませんし、傷害治療費用(1事故の限度額)は50万円、疾病治療費用(1疾病の限度額)は50万円ということで、このカードだけでは不安ですので海外旅行に行かれる方は海外傷害保険の充実したカードを所有されることをお勧めします。海外旅行に行かれる方向けのお得なカードは複数存在しますが、中でもプライオリティ・パスを無料で発行でき、手厚い保険が受けられる「楽天プレミアムカード」がお勧めです。

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プライオリティパス:PRIORITY PASSでもっと旅を楽しもう!

ポイントサービス:Vポイント

三井住友カードNLで獲得できるポイントはVポイントです。以下に解説いたします。

Vポイント
【通常利用】ポイント還元率0.5% 利用金額200円(税込)につき1ポイント
【コンビニ・マクドナルド等】
ポイント還元率最大7%
次の項で解説します
【ポイントUPモール】 Vポイントの優待サイト
ポイントUPモールを経由してネットショッピングするだけで、ポイントが2~20倍貯まる
【ココイコ!】 事前にエントリーして街でカードを利用すると、ポイントやキャッシュバックの特典がもらえるお得なサービス

三井住友カードNLなら、いつもの利用でポイント最大5%還元!

公式サイトまんまのフレーズですが、これホントに凄いんです!

対象店舗

対象となる支払方法と還元率
Visa/Mastercard
(カード現物を機械に通す)
Visaのタッチ決済、Mastercardのコンタクトレス決済
(カード現物を機械にかざす
ID(専用カード) Apple Pay(ID) Apple Pay
(Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス決済)
Google Pay(ID)
2.5%還元 5%還元 2.5%還元 2.5%還元 7%還元 2.5%還元

まず現物のカードを機械に通した場合は、2.5%の還元しか受けられません。そしてIDカードやApple Pay、Google PayのID払いとして処理されてしまうと、これもまた2.5%還元しか受けることができないのです。

したがいまして、コンビニ3社とマクドナルドで5%の還元を受けようと思ったら、現状では三井住友カードNLのカード現物をお店の機械にかざすか、iPhoneのApple Payに三井住友カードNLを登録してiPhoneを機械にかざす必要があります。Google PayはVisaのタッチ決済、Mastercardのコンタクトレス決済に対応していないので注意が必要です。(2021年5月現在)

利用する際は「Visaカードのタッチ決済で!」「Mastercardのコンタクトレス決済で!(もしくはタッチ決済で)」と告げましょう!

これはとても大切なことです。特にApple Payでタッチ決済やコンタクトレス決済を行う場合もしっかりとクレジットカードで支払うことを店員に伝えましょう。

店員が「Apple Payを使ったID決済」だと勘違いした場合、5%ではなく2.5%の還元率になってしまいます。こちらの行動はIDで支払う場合と何ら変わりませんので決済自体はできてしまいます。しかし店側の設定がIDであった場合、2.5%の還元となってしまいます。店員がIDだと思えばID払いに、クレジットカードだと思えばタッチもしくはコンタクトレス決済として処理されてしまいます。いっそエラーが出ればありがたいのですが、そのまま決済処理が完了してしまいますので要注意です。

「カードのタッチ決済で」と告げれば間違いはないでしょう。それでも無知な店員に当たってしまうと、「IDですね」といわれたり、カードを機械に通そうとしたりします。こればっかりは店員の社員教育や経験値にもよるものなので、世間に三井住友カードNLの5%還元が浸透しないうちは少し苦労するかもしれません。僕も「クレジットカードのタッチ決済で」といいながらiPhoneでApple Payを準備していたら、それを見た無知な店員から「IDですよね?」と見下した感じで言われました。

ややこしいことになる確率の高いApple Payで決済するのがちょっと気が引ける場合は、カードの現物を取り出して「カードのタッチ決済で」と言えば大丈夫でしょう。

貯まったVポイントは何に使えるか?

ポイントを貯めるうえで重要なのが、「①貯まりやすいか」、「②使いやすいか」ということです。

①についてはそもそもこの記事は、三井住友カードNLがポイントがとても貯まりやすいクレジットカードとして紹介しておりますので、これはクリアーしていることとします。

②に関しては結論から言いますと、結構使いやすい部類のカードだと言えます。それでは貯まったVポイントの使い道について解説していきたいと思います。

Vポイントの使い道
その1:「Vポイント」アプリで買い物 スマートホンの「Vポイント」アプリを使えば1ポイント1円としてそのまま店頭での買い物やネットショッピングの支払いに使えます。iOSの場合はiD加盟店、 Androidの場合はVisaのタッチ決済対応加盟店の店頭での支払いや、Visa加盟店でのネットショッピングで利用可能。【「Vポイント」アプリ公式サイトはこちら】
その2:1ポイント1円としてカードの支払い金額に充当 iD利用分含むカード支払い金額にキャッシュバック(充当)
支払いがない場合は翌月に繰越されます。
有効期限は3ヵ月間で、有効期限後は失効しますので注意が必要です。
その3:三井住友銀行の振込手数料に充当 三井住友銀行の口座をお持ちの方は、Vポイントを銀行の振込手数料に充てることも可能。
その4:「オンラインギフトカード」「VJAギフトカード」と交換 Amazonギフト券、Google Play ギフトコード、App Store & iTunesギフトカード、そして自治体ポイントに1ポイント0.8円分・500ポイント単位で交換できます。また、全国50万店以上の三井住友カードVJAギフトカード取扱店(デパート、大手スーパー、ショッピングセンター、専門店、レストラン、ホテルなど)で利用できる「VJA」ギフトカードへの交換可能です。
その5:欲しいものが決まっている場合には「景品交換」 景品は、家電製品から美容アイテム、食品、アミューズメント、商品券まで、多様な種類から選べます。お金を払って買うほどではないけどあったら嬉しい景品がある時や、すでに欲しいアイテムが決まっている時には手軽で便利なサービスです。
その6:ANAマイルに交換 マイレージ移行すれば、ポイントで海外旅行にもいけます。Vポイントは、ANAマイレージに1ポイント0.5マイル(500ポイントで250マイル)・500ポイント単位で交換できます。
その7:他のポイントに移行し現金化 1ポイント1円という訳にはいきませんが、貯まったVポイントは現金化することが可能です。指定した口座に入金されますのでお小遣いになります。
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ポイントを現金化できるクレジットカード【三井住友カード V POINT編】

まとめ

いかがだったでしょうか?年会費無料にもかかわらず、コンビニ、マクドナルド等でポイントが7%も還元になるこのカード。作っておいて損は無いと思います。キャッシュレス時代は使用用途によってクレジットカードを使い分けることが重要です。みなさんも検討されてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんのお役に立てたなら嬉しいです!

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